子育て世代に大人気のシエンタ
そのユニークで洗練されたデザインは、街中でも存在感がありますよね。
新旧モデルの違いは一体どこにあるのでしょうか。
排気量やサイズ、自動車税や燃費などについて詳しく解説します。
また、同じく子育て世代に支持されるホンダ・フリードとの違いも紹介。
現行モデルの「シエンタ」の魅力を、具体的なデータを交えて深堀りしていきましょう!
記事のポイント
- 新型シエンタの排気量とその性能
- 新型シエンタと旧型シエンタの排気量の違い
- シエンタのハイブリッドモデルとガソリンモデルの特徴
- シエンタとライバル車「ホンダ フリード」の比較
新型シエンタの排気量は何cc?旧型との比較でわかる魅力
新型シエンタの排気量とは?
新型シエンタは、トヨタの最新技術を取り入れたモデルとして注目を浴びています。
特にエンジンに関しては、その性能と環境への配慮が際立っています。
新型シエンタのエンジンは、排気量が1490ccとなっています。
この排気量は都市部での走行から長距離のドライブまで、幅広いシーンでの活躍するでしょう。
また、新型シエンタのエンジンは、最大出力が88kw(120ps)/6600rpm、最大トルクが145Nm(14.8kgf/m)/4800-5200rpmとなっています。
これによりスムーズな加速と力強い走行を実現しています。
さらに、燃料タンクの容量は40Lとなっており、一度の給油で長距離を走行することも可能です。
具体的には、新型シエンタのハイブリッド車は燃費が23km/Lを超えるので、フルタンクで約920kmの距離を走行できると言われています。
このように、新型シエンタは排気量やエンジン性能をはじめ、多くの点で進化を遂げています。
ユーザーにとっては、より快適で環境に優しいドライブを楽しむことができるでしょう。
新型シエンタの価格は?
新型シエンタは、家族を持つ方々や日常の移動を快適にしたい方々からの注目を集めています。
その理由の一つが、シエンタのコストパフォーマンスの高さです。
具体的には、新型シエンタの価格は1,950,000 円(税込)から3,108,000 円(税込)の範囲となっており、この価格帯で提供される機能や装備は非常に魅力的です。
シエンタは、その価格帯でありながら、使い勝手の良いスライドドアや、乗り降りを容易にする低床設計、そして広々としたラゲージスペースを備えています。
また、最新の安全技術「Toyota Safety Sence」も標準装備されており、安全性にも優れています。
このように新型シエンタは頃な価格でありながら高い機能性と安全性を兼ね備えているため、多くの方々にとって最適な車選びの一つと言えるでしょう。
シエンタに標準装備されている「トヨタセーフティーサイエンス」とは
- 衝突回避支援ブレーキ:前方の障害物を感知し、衝突を避けるための自動ブレーキ。
- 車線逸脱警報:車線から逸脱するリスクがある時に、ドライバーに警告。
- 車線逸脱抑制:車線からの逸脱を感知し、車を自動的に車線内に戻す。
- オートマチックハイビーム:周囲の明るさに合わせてハイビームとロービームを自動切り替え。
- レーダークルーズコントロール:前車との距離を保ちつつ、アクセルとブレーキを自動制御。
これらの機能は、ドライバーのサポートと事故の予防を目的として、新型シエンタだけでなく多くのトヨタ車に標準で装備されています。
旧型シエンタと新型シエンタの違い
旧型シエンタと新型シエンタの違いについて、以下の点を中心に詳しく見ていきましょう。
1. 外観デザインの変化
旧型シエンタはスタイリッシュでかっこいいイメージが特徴で、特にヘッドランプからフォグランプ・グリルへとつながるバンパーガーニッシュが印象的でした。
一方、新型シエンタは欧州車を彷彿とさせるかわいらしいデザインとなっており、ベルトラインが水平で四角い箱を思わせる形状になっています。
さらに、サイドの大きなサイドプロテクションモールやリヤコンビランプの形状など、新しいデザインの要素が取り入れられています。
2. サイズと性能の変化
新型シエンタは全長や全幅は旧型と変わらず、全高は20mm高くなっています。
しかし、室内はより広くなり、居住性が向上しています。
エンジンに関しても、新型はヤリスと同じ最新のパワートレーンが採用され、燃費の向上とともに出力もアップしています。
3. 実用性の向上
新型シエンタは、最新の機能や各所の工夫により、乗降性や居住性が大きく向上しています。
これにより、日常の使用感がより快適になったと言えるでしょう。
新型シエンタと旧型シエンタの排気量の違いは?
旧型シエンタの排気量は1496ccで、新型シエンタは1490ccとわずかですが6ccの差があります。
この微細な変更はエンジンの効率や性能向上を目的としたもので、日常の運転においてはこの小さな排気量の違いを実感することは難しいでしょう。
これらの違いを踏まえると、新型シエンタはデザイン、性能、実用性のすべての面で進化を遂げていることがわかります。
新型シエンタの10系と15系ってなに?旧型170系との違いは?
10系と15系の大きな違いは、どちらの車がどのように動くか、つまり「駆動方式」にあります。
10系は「FF」、つまり前輪駆動で、15系は「E-Four(電気式4WD)」、四輪駆動となっています。
また、新型の型式番号で気をつけたいのは、6AAがハイブリッド車、5BAがガソリン車を示している点です。
また、新型シエンタ10系、15系と旧型シエンタ170系との間には、見た目のデザインだけでなく、機能面においてもいくつかの違いがあります。
新型シエンタは、居住性や使いやすさの面でさらなる向上を遂げており、新しく追加された機能も存在します。
これにより、新型シエンタは、より快適な車内空間を提供しており、長時間のドライブでも疲れにくいというメリットがあります。
新型シエンタ:排気量で考える自動車税や維持費コスト
新型シエンタの税金は?
自動車税
- 自動車税は車の排気量に基づいて課税されます。
- 新型シエンタハイブリッドの排気量は1,490リットルなので、自動車税は30,500円となります。
- ハイブリッド車とガソリン車での自動車税の違いはありません。
- ただし、平成27年度より新規登録から13年経過したガソリン車は重課されることになりました。
- 重課の割合は記載されている自動車税に15%プラスされるので注意が必要です。
重量税
- 自動車重量税は車の重量に基づいて課税されます。新車の際は3年分、それ以降は車検の際に2年分をまとめて支払います。
- 新型シエンタの重量は、ハイブリッド車が1,330kg~1,370kg、ガソリン車が1,270kg~1,300kgとなっています。
- ハイブリッド車は「平成30年排出ガス規制75%低減かつ令和2年度燃費基準を達成」しているため、2021年5月1日から2023年4月30日までの新車新規登録時は100%減税となり、免税となります。
- ガソリン車の新規登録時の自動車重量税は36,900円となります。
毎年の支払いが必要となるこの税金は、車を所有する上での基本的なコストとなります。
ハイブリッド車は環境性能割での非課税やエコカーとしての自動車重量税の軽減など、税制面での優遇措置が受けられることが特徴的です。
車の購入を検討する際には、この自動車税を含めた維持費の総額を考慮することが大切です。
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新型シエンタのハイブリッドとガソリン車の違い
新型シエンタには、ハイブリッドモデルとガソリンモデルの2つのバージョンが存在します。
これらのモデルは、燃費、駆動性能、価格などの点で異なる特徴を持っています。
①燃費
- ハイブリッドモデル: 20.6km/L
- ガソリンモデル: 16.0km/L
ハイブリッドモデルの方が、ガソリンモデルよりも燃費が良いです。
②価格
- ハイブリッドモデル: 238万円から310万円程度
- ガソリンモデル: 195万円から256万円程度
ハイブリッドモデルはガソリンモデルよりも少し高価ですが、燃費の良さを考慮すると、長期的には経済的にもメリットがあります。
③運転のしやすさ
ハイブリッドモデルは静かでスムーズな運転が可能です。
一方、ガソリンモデルは伝統的なエンジンの響きがあり、ドライブ感が楽しめます。
④重量税
【ハイブリッド車】
- エコカー減税の対象となる
- 自動車重量税は15,000円
- 環境性能税や重量税が免除される場合がある
- 維持費がガソリン車よりも低くなる可能性がある
【ガソリン車】
使用年数によって重量税が変動
- 12年以内:24,600円
- 13年経過:34,200円
- 18年経過:37,800円
まとめると、ハイブリッドモデルは燃費が良く、環境にやさしく、運転が静かでスムーズです。
ガソリンモデルは価格がやや安く、ドライブ感が楽しめます。
どちらを選ぶかは、あなたのライフスタイルや好みに合わせて選んでくださいね。
新型シエンタの燃費は?リッター何キロ?
新型シエンタの燃費は次のように示されています。
ハイブリッドモデルでは、WLTCモードにおいて25.3~28.8km/Lの範囲です。
一方、ガソリンモデルでは、WLTCモードで18.3~18.4km/Lとなっています。
実際の運転時の燃費は、みんカラのユーザー給油情報を基にした実燃費が役立ちます。
この情報によれば、新型シエンタのハイブリッドモデルは約20km/L、ガソリンモデルは約13km/Lです。
ただ、運転の仕方や気温などの条件により、燃費は変わることがあるので、これらの数値は一般的な参考値として考えてください。
参照元:みんカラ トヨタ・シエンタ
新型シエンタ最大のライバル「ホンダ フリード」を比較
トヨタのシエンタとホンダのフリード、どちらを選ぶべきか迷っている方も多いのではないでしょうか。
両車ともに日本の子育て世代を中心に人気の高いコンパクトミニバンですが、それぞれに魅力的な特徴や機能があります。
以下、シエンタとフリードを比較しました。
どっちが売れてる?
日本の自動車市場において、トヨタのシエンタとホンダのフリードは常に注目の的です。
2023年2月の販売実績は以下の通りです。
- シエンタ:11,767台(全体で3位)
- フリード:7,071台(全体で11位)
日本自動車販売協会連合会調べ→http://www.jada.or.jp/data/month/m-brand-ranking/
驚くべきことに、フリードはデビューから6年以上が経過した今も、月に6000台以上の販売ペースを維持しています。
これは、その実績と人気を示すものです。
結果として、シエンタは新型の影響で販売が好調だが、フリードも依然として高い人気を誇っていると言えます。
2022年8月にリニューアルされたシエンタは、デザインのリフレッシュや先進の安全機能を搭載しており、新しい技術やデザインを求める方にピッタリです。
それに対して、フリードは2016年のデビューから現在まで、その使い心地や高い品質で多くのファンを魅了しています。
シエンタが新しい波を感じさせる一方、フリードはその実績と信頼性で2023年もしっかりと市場に立っているのです。
燃費が良いのはどっち?
シエンタとフリードではどちらが燃費が良いのでしょうか?
ここでは同じハイブリッド車で比較しました。
実際の運転時の燃費は、カタログ上の数値よりも実際は低めに出ることが多いです。
新型シエンタとフリードの実際の燃費を比較すると、リッターあたり3kmの違いがあり、この差は運転中に明らかに感じることができます。
トヨタのハイブリッド技術の高さが燃費の良さとして顕著に現れており、その一方で現行のフリードは2016年の発売から6年以上が経過しているため、技術的な差が出ています。
車内はどちらが広い?
新型シエンタは、乗車定員が7人となっており、室内の長さは2,545mm、幅は1,530mm、高さは1,300mmとなっています。
これにより、広々とした空間を提供しており、家族や友人との長距離のドライブも快適に過ごせるでしょう。
一方、フリードも乗車定員が7人または6人のバージョンがあります。
室内の長さは3,045mmとシエンタよりも500mm長く、より広いスペースを持っています。
しかし、室内の幅は1,455mmとシエンタよりもやや狭く、高さも1,275mmとシエンタよりも25mm低いです。
これらの数値を見ると、フリードはシエンタよりも全長が長い一方、幅と高さではシエンタが広々としています。
どちらの車種もそれぞれの特長があり、選ぶ際は自分のライフスタイルや利用シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。
新型シエンタの排気量について総括
以下、記事のポイントをまとめます。